動物の指の数はなぜ5本が多いのか?生命の誕生から考えてみた。
動物の指は、なぜ5本なのか?
中には5本でない生き物もいますが、多くの生き物が5本指です。
なぜ5本指の生物が多いのか、
結論から先に言ってしまうと、なんと、、
まだ誰も解明できていないのです。
生命誕生から進化の過程を辿り、その理由を考えていきたいと思います。
46億年前にビッグバンにより地球が誕生
38億年前に、雷や紫外線のエネルギーが作用し、最初の生命が海の中で誕生しました。
※地球外から地球に生命(微生物)がやってきた可能性もあるとされています。
35億年前、光合成を始める最初の植物が海の中で誕生しました。
15億年前、核を持つ真核生物が誕生します。 10億年前、多細胞生物が誕生します。
5億2400万年前、ミロクンミンギアという魚類が誕生します。
5億年前、植物が陸に上陸します。
4億年前、節足動物が誕生し、陸に植物以外の動く生き物が登場します。
3億7500万年前、両生類が誕生します。
ここで初めて、手足が分かる生き物が出てきました。
魚類のヒレが、手足に分かれ、両生類が誕生したと言われています。
ヒレの骨が手足の指の骨に変わった為、指が多い両生類もいました。
また、種によって、指の数は様々でした。
3億5900万年前、両生類が進化し、爬虫類が誕生します。 爬虫類は、ヘビ、亀、ワニ、竜に分かれます。
2億3000万年前、恐竜が誕生します。
2億2500万年前、爬虫類が進化し、哺乳類が誕生します。
哺乳類が誕生した際、すでに5本指だった可能性があります。
6千5百万年前、恐竜絶滅後、
生き残った哺乳類が進化し、今から約700万年前に 5本指の人類が誕生しました。
それにしても、、地球や地球の生命の歴史から見ると、人間の歴史はほんのわずかな出来事だという事と、何億年も前の生き物の進化過程なので、明確には分かる訳がないこと。。
元も子もない結果で申し訳ありません。。
改めて歴史の深さを感じ、5本指の生き物が今の地球の歴史でたまたま多いだけで、これから数億年後には指の数が変わっている可能性も感じました。
今の地球上では、5本指の生き物が偶然に生き残り、子孫繁栄した。
若しくは5本指が遺伝子的に強く、生き残りやすく、様々な生き物が進化の過程で5本指になっていった。
そのどちらかではないでしょうか。
面白いのが、陸にいなくても5本指の生き物がいること。
クジラやシャチも5本指なのです。
5本指でない生き物ももちろんいますが、進化の過程で不要になった指は減っていくようです。
馬 1本指 羊 2本指 豚 2本指 トナカイ 4本指 鹿 2本指(4本指) 人間の指が減る時代が来るのでしょうか? 減ることも増えることも、可能性はゼロではないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。